大きいサイズ向けスーツは4要素で選べる!長く使うポイントもご紹介

大きいサイズの方だけでなく、スーツの選び方は多くの方が意外と知らないもの。今回は大きいサイズの方の正しいスーツの選びをプロが解説します。また、大きいサイズの方がスーツを長く着続けるための豆知識もあわせてご紹介。いつものスーツ姿を、よりステキにしてみましょう。

目次

大きいサイズの方がスーツ選びで意識するべき要素4つ

スーツ選びは、大人の男性の嗜みとしてマスターしておきたいもの。とくに、大きいサイズの方がスーツを選ぶ際におさえるべき点をまとめました。


1. サイズ
2. カラー・柄
3. 丈
4. 着心地


4つの要素について、それぞれ詳しく解説します。

大きいサイズのスーツ選びSTEP.1『サイズ』

スーツのサイズは、身長とウェストの2箇所を測ることでわかります。大きいサイズの方は、まず一番ウェストがある部分に注意しながら計測しましょう。ウェストは、お腹の下の方で履くか、上の方で履くか、お好みを考慮して決めます。履いたときにだらしなく見えないことと、普段パンツを履かれる位置の両方を考慮することがポイントです。

サイズパターンから自分の体型を選択

通常、スーツのサイズは、JISの規格で6つに分けられ、計測で出た身長とウェストにあわせて型を選びます。しかし、それだけでは大きいサイズの方にはマッチしたスーツをお選びいただけないこともあります。

そこで、サカゼンではJIS規格では対応しきれない方にあわせて、大きいサイズだけでさらに細かいパターンをご用意。JISの規格同様に、身長とウェストさえわかれば、6つの体型パターンから選択いただけます。通常のスーツでお悩みの方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

サカゼンでご用意しているスーツのサイズ展開





大きいサイズのスーツ選びSTEP.2『カラー・柄』

スーツは色や柄によって、人に与える印象が変化します。また、体型の見せ方も変わってくるため、とくに大きいサイズの方にとって、カラーとデザインはスーツ選びの要となるポイントです。

スーツの色が与える印象

一般的にボーダーは着太りするアイテムとして、ぽっちゃり男性はあまり袖を通しません。でも、黒の範囲を意識すれば着こなしは簡単。上部の画像のようにより黒の面積が広いカットソーは引き締まった姿です。

ボーダーのアイテムは小さいサイズの男性、大きいサイズの男性と、着用する人の体型により違った魅力が出ます。コツを意識してぜひチャレンジしましょう!

スーツの柄が与える印象

代表的なスーツの柄の中で、もっとも細身に見えるのはストライプです。ストライプは、大きいサイズの方が細く見えるだけでなく、大きいからこそかっこよく決まるデザイン。とくに、太めのストライプは体格のよい方にとても似合います。

対して、体が太く見えやすいのがチェックです。チェックはコーディネートの主役になって見栄えがよいのですが、柄にあわせてシャツやネクタイを選ぶ必要があるので、着回しが難しいというデメリットも。チェックにチャレンジするのであれば、小柄で主張しないものがオススメです。

大きいサイズのスーツ選びSTEP.3『丈』

サイズの大きな方がスーツを着る際の、最適な丈について解説します。ジャストサイズのスーツの丈感とは、一体どの程度の長さなのでしょうか。

着丈

基本的にビジネスシーンでのジャケットは、襟とお尻が隠れる程度の丈がマナーとされます。まれに極端に長すぎたり、短すぎたりされる方がいらっしゃいますが、スマートではありません。ご自分ではなかなかチェックしづらい後ろ姿ですが、店頭の鏡を見たり、販売員と相談したりして、しっかりと確認しておきましょう。

袖丈

袖は、シャツが1cmほど出るかどうかを目安にチェックしましょう。1cmというのは、厳密に決まっているわけではないので、短すぎなければある程度は許容範囲です。しかし、袖丈が長いスーツは、人にだらしない印象を与えるため、好ましくありません。袖丈が長い場合は袖を詰めることもできますので、シャツの首周りと袖との兼ね合いも見ながら調整しましょう。

裾丈

裾丈は袖丈と同様、短すぎても長すぎても理想的ではありません。靴を履いて床につくかつかない程度、もしくは1~2cm短くするケースが一般的です。裾丈は、パンツを履く位置によって大きく丈感が変わるため、ウェスト計測時に決めた位置で必ず着用してください。

あまりに長いと裾が破れてしまったり、汚れてしまったりするのでNG。もちろん、短すぎても、靴下が見えすぎてバランスが悪いため、適した長さとは言えません。

大きいサイズのスーツ選びSTEP.4『着心地』

最後に、着る機会の多いスーツだからこそ意識したい、着心地に着目した選び方のコツをご紹介します。

ジャケット

ジャケットの着心地は、肩幅に合っているか、前面のゆとりがあるかによって決まります。羽織った際に、肩が落ちてしまったり、吊られるようにキツかったりするサイズは避けます。また、ジャケットのボタンを締めた状態で体との間にこぶし1個分の余裕があるかをチェックしてください。

スーツは、ジャケットにあわせてパンツを選ぶことが基本。着心地も見た目のバランスもよいスーツを見つけるために、ジャケットの着心地は慎重に確かめましょう。

パンツ

ジャケットと同じく、パンツにも程よいゆとりを持たせます。お好みのゆとりには個人差がありますが、お腹周りが張ったり、逆に布が余ってよれてしまったりするものは適したウェストサイズではありません。試着の際、空腹なのか満腹なのかでも着心地は大きく変化します。

もちろん、腿周りにもゆとりが必要です。足の形にあわせてお好みのパンツの型を選び、着たときのシルエットが美しいものがよいでしょう。

大きいサイズの方のスーツ選びで役立つポイント

スーツ選びに外せない4つの要素をご紹介しましたが、大きいサイズの方があわせて知っておきたい豆知識もお届けします。

ジャケットは背抜きがオススメ

背抜きのジャケットは夏に着用するイメージを抱きがちですが、大きいサイズの方は冬でも背抜きがオススメ。冬場の重ね着による嫌なムレを防ぎ、サラッと着こなすことができます。

パンツは2本用意

大きいサイズに限らず、スラックスは消費が激しいアイテムです。スーツを頻繁に着る方は、必ず2本用意しておきましょう。体が大きい方は、股ズレを起こす可能性もありますから、パンツを長持ちさせる意味でも大切なポイントです。

股ズレ防止用の当て布をチェック

先述しましたが、大きいサイズの方の多くが悩まされる股ズレ。スラックス自体に、股ズレを防ぐ加工のあるものを選ぶのがオススメです。当て布があることで耐久性も高まり、着心地とコストパフォーマンスの両方が叶います。

スーツは大人の男の嗜み!最適な選び方で周囲と差をつけよう

スーツはビジネスシーンの他、催事でも着用するもの。正しいスーツの選び方から「身だしなみ」は始まります。スーツ選びの常識はもちろん、大きいサイズだからこそ意識したいポイントも理解しておきましょう。この記事を参考に、ビジネスシーンや私生活でスーツをばっちり着こなしてみてください。




記事監修

第一商品部 次長
須山 栄一郎


1997年に坂善商事株式会社に入社。販売員として6年間勤務するかたわら、シャツ・ネクタイのバイヤー業務を歴任。その後2004年からキングサイズのスーツのバイヤー業務を担当し、現在はレギュラーサイズからキングサイズのスーツバイヤーとして着任。